ライブラリ

ライブラリは、オーサリングで描画可能なすべてのファイルベースのリソース(またはアセット)をカタログ作成と管理をするツールです。作成したムービーのほとんどすべての素材(ムービー、映像、音楽、オーディオファイルおよびトランジションやエフェクトなどの特殊リソース)をライブラリでアセットとして創造します。Avid Studio は、数多くのライブラリアセットを無償で提供しています。それらには、プロ並みにデザインされたタイトルや、DVD メニュー、サウンドエフェクトなどがあります

ライブラリは、ウォッチフォルダを使い、システム内のメディアファイルの変更を自動更新します。Avid Studio ウォッチフォルダページでは、メディアディレクトリ、特に頻繁に更新するディレクトリの名前を入力します。その後、ライブラリは指定したディレクトリの変化を定期的に確認して更新します。

メインビュー:[ライブラリ] タブをクリックすると、メインウィンドウがライブラリに切り替わります。この「メインビュー」から、ランク付けやタグなどのアセット分類ツールや、ユーザー定義のアセットコレクションを作成するツールなどを含む広範囲にカタログ作成や検索ツールにアクセスできます。

コンパクトビュー:ライブラリの「コンパクトビュー」は、メインビューの全機能を視覚的に縮小させて、ムービーエディタやディスクエディタなどの他の特定のウィンドウと共にパネルに埋め込みます。コンパクトビューの主な目的は、アセットをライブラリからドラッグ・アンド・ドロップでムービーやプロジェクトに取り込むことです。

Avid Studio image001 ライブラリ

ライブラリのメインビューは、カタログ構造を表示するナビゲーションコントロールと、アセットを確認して選択するためのブラウザで構成されています。

プレーヤ:ライブラリで利用可能なツールには、アプリケーションが処理するすべてのタイプのメディアを表示するプレーヤがあります。ライブラリのメインビューから起動されると、別のウィンドウでプレーヤが開きます。コンパクトライブラリを使う場合は、同じウィンドウにプレーヤの埋め込み版が表示されます。

Avid Studio image002 ライブラリ

ライブラリのビデオアセットをサイズ変更可能なプレーヤウィンドウでプレビューしているところ。シャトルホイールを含むフルトランスポートコントロールが表示されています。ポップアップウィンドウのプレーヤが開いているときでも、メインウィンドウでの作業ができます。

次のステップ

次のステップは、ライブラリの操作を理解し、デフォルト設定に必要な変更を行ったら、ムービーの作成を開始します。それには2つの方法があります。

通常の方法:作品で使われるメディアアセットを細かく処理したい場合は、ムービーまたはディスクプロジェクトを2種類のプロジェクトエディタのひとつを使って最初から作成します。

簡単な方法:ライブラリで素早く処理する方法として以下を提供しています。ライブラリのメインビューの下部にあるSmartSlideまたはSmartMovieをクリックするとさらに別のコントロールが表示されます。どちらを選択しても、いくつかの視覚メディアアセットがプロジェクトの基礎となり、サウンドトラックには音楽を選択して、その他のカスタマイズを行います。その後、ソフトウェアがすべての処理を行います。必要なメディアとオプションで構成されるフルスケールの Avid Studio プロジェクトを自動生成します。完成後すぐにプロジェクトをエクスポートする、または手作業で細かい修正を施します。

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