用語集
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マルチメディアの用語集には、コンピュータとビデオの用語集が含まれます。最も重要な用語について次に説明します。 のマークは、参照を表わします。
1 つのフレーム:1 つの フレームは、シリーズまたはシーケンスの一部。このシリーズが十分な速度で表示されると、「ピクチャが動く」という錯覚が作り出される。
1080i:1440×1080 解像度の高解像度(HD)ビデオフォーマットでインターレースフレーム。
720p:1280×720 解像度の高解像度(HD)ビデオフォーマットでプログレッシブ(非インターレース)フレーム。
ActiveMovie:Windows で マルチメディアを制御するための Microsoft によるソフトウェアインターフェイス。 DirectShow、DirectMedia
ADPCM:Adaptive Delta Pulse Code Modulation(順応性デルタパルスコード変調)の略。デジタルフォーマットでオーディオ情報を保存する方法。これは、CD-I や CD-ROM の制作で使用されるオーディオのエンコーディングおよび圧縮方法です。
AVI:デジタルビデオのフォーマットを表わす Audio Video Interleaved(オーディオビデオインターリーブ)の略( Windows のビデオ)。
BIOS:(基本入出力システム)の略。 ROM、PROM、 EPROM で保存される基本的な入出力コマンドを指す。BIOS の基本タスクは、入出力の制御です。システムが起動されると、ROM-BIOS がテストを実行します。 パラレルポート、IRQ、I/O
CD-ROM:デジタルビデオなどのデジタルデータを大量保存するメディア。CD-ROM は、読み取り専用です(記録不可)。 ROM は、Read-Only Memory(読み取り専用メモリ)の略。
COM ポート:モデム、プロッター、プリンタ、マウスをシステムに接続するための、コンピュータの背面にあるシリアルポート。
DCT:Discrete Cosine Transformation(離散コサイン変換)の略。 JPEG 画像データ圧縮と関連アルゴリズムの一部。輝度とカラーの情報は、周波数係数として保存される。
Digital8: DV コードされたオーディオやビデオデータを Hi8 テープに記録したデジタルビデオフォーマット。現在は、Sony からのみ発売されており、Digital8 カメラとビデオデッキは、Hi8 と 8mm カセットの両方を再生できる。
DirectMedia:Microsoft による Windows のマルチメディアアプリケーション用システム拡張。 ActiveMovie
DirectShow:Microsoft による Windows のマルチメディアアプリケーション用システム拡張。 ActiveMovie
DirectX:Microsoft が Windows 95 とその後の OS 用に開発した複数のシステム拡張の集まり。ビデオとゲームのアクセラレーションを可能にする。
DMA:Direct Memory Access(ダイレクトメモリアクセス)の略。
DV:デジタルオーディオとビデオを ¼ インチ幅の金属蒸着テープに記録するデジタルビデオテープフォーマット。Mini-DV テープは、60 分のコンテンツを記録できる。標準の DV テープは、270 分の記録が可能。
ECP:Enhanced Compatible Port(拡張互換ポート)の略。 パラレルポートを介して、アクセラレートされた双方向のデータ転送を可能にする。 EPP
EPP:Enhanced Parallel Port(拡張パラレルポート)。 パラレルポートを介して、アクセラレートされた双方向のデータ転送を可能にする。 ECP
EPROM:Erasable Programmable Read-Only Memory(消去およびプログラム可能な読み込み専用めもり)の略。プログラミング後、そのデータを電源なしで維持できるメモリチップ。メモリの内容は、紫外線や再書き込みで消去可能。
FireWire: IEEE-1394 シリアルデータプロトコルの Apple Computer の商標名。
GOP のサイズ:GOP のサイズは、1 つの GOP に含まれる I フレーム、B フレーム、P フレームの数を定義する。たとえば、現在の GOP サイズは、9 または 12 である。
GOP: MPEG 圧縮では、データストリームがまず「ピクチャのグループ」(Groups Of Pictures)に分けられる。それぞれ複数のフレームを持つ。各 GOP には、I フレーム、P フレーム(ピクチャ)、B フレームという 3 種類のフレームが含まれる。
HD:高解像度ビデオ。HD フォーマットで普通使用されている解像度は、1920×1080 解像度、または1280×720 解像度になります。1080 と720 の規格では次の根本的な相違点があります。より大きなフォーマットは、毎フレーム 2.25 以上のピクセルを使用します。この違いは、エンコーディングの時間、デコーディングの速度、およびストレージによって1080 のコンテンツを処理するための必要条件を実質的に増加させます。720 フォーマットはすべてプログレッシブです。1080 フォーマットはプログレッシブとインターレースフレームタイプの混合です。テレビ放送は、インターレースの手法と規格に準拠しているのに対して、コンピュータとディスプレイは本質的にはプログレッシブです。HD 用語では、プログレッシブを「p」で、インターレースを「i 」で表します。
HDV:DV カセットテープに高解像度ビデオを録画して再生するためのフォーマットは「HDV」フォーマットとして制定されています。HDV は、「DV」コーデックの代わりにMPEG-2 を使用します。HDV には次の 2 つの種類があります。HDV1 と HDV2。HDV1 は、プログレッシブフレームで1280×720 解像度です (720p)。MPEG の転送ストリームは 19.7 Mbps/s です。HDV2 は、インターレースフレームで 1440×1080 解像度です (1080i)。MPEG の転送ストリームは、25 Mbps/s です。
Hi8:金属粒子または金属蒸着テープに S ビデオを使って記録した Video8 の改良されたバージョン。ルミナンス解像度が高く、帯域幅が広いため、Video8 よりシャープなピクチャを実現する。
HiColor:画像では、最高で 65,536 色を含むことができる 16 ビット(5-6-5)データタイプを意味する。TGA ファイル形式は、この種の画像をサポートする。ほかのファイル形式では、HiColor 画像を TrueColor に事前に変換する必要があることが多い。表示では、最高で 32,768 色を表示できる 15 ビット(5-5-5)のディスプレイアダプタを意味する。 ビット
Huffman コーディング: JPEG やほかのデータ圧縮方法で使用されるテクニック。あまり発生しない値が長いコード、頻繁に発生する値が短いコードを受信する。
IDE:Integrated Device Electronics(統合デバイスエレクトロニクス)の略。ドライブから拡張バスに接続しているアダプタではなく、ドライブ自体ですべてのドライブ制御エレクトロニクスを組み合わせるハードドライブインターフェイス。
IEEE-1394:Apple Computers により開発され FireWire として紹介されたシリアルデータ転送プロトコル。最高で 400 MB/秒の転送率を実現する。Sony では、という多少変更された i.LINK という DV 信号の転送プロトコルを提供している。これは、最高で 100 MB/秒の転送率を誇る。
IRQ:Interrupt Request(割り込みリクエスト)の略。「割り込み」は、コンピュータの主要プロセッシングストリームの一時的な中断。システム維持またはバックグラウンドタスクを実行するために発生する。割り込みは、ハードウェア(キーボードやマウスなど)やソフトウェアからリクエストされる。
JPEG:Joint Photographic Experts Group。または、このグループによって開発された DCTを基にしたデジタルフレームの圧縮形式。
Kbyte(または KB):1 Kbyte(キロバイト)には、1024 バイトが含まれます。ここでの「K」は、1024(210)を表わし、測定基準の接頭辞としての 1000 ではない。
M1V:ビデオデータのみを含む MPEG ファイルのファイル拡張子。 MPA、MPEG、MPG
Mbyte(または MB):1 Mbyte(メガバイト)は、1024 Kbytes(1024 x 1024 バイト)に相当する。
MCI:Media Control Interface(メディア制御インターフェイス)の略。Microsoft によって開発された、オーディオとビデオデータを記録および再生するためのプログラミングインターフェイス。コンピュータとビデオデッキやレーザーディスクなどの外部ビデオソースを接続するためにも使用される。
Motion-JPEG (M-JPEG):Microsoft によって規格された Windows 用のビデオフォーマットで、ビデオシーケンスのエンコードを行う。 JPEG 圧縮は、各フレームを個別に圧縮するために使用される。
MPA:オーディオデータのみを含む MPEG ファイルのファイル拡張子。 M1V、MPEG、MPG
MPEG:Motion Picture Experts Groupの略。さらに、このグループによって開発された動画の圧縮方法。M-JPEG に比べ、同じ画質で 75~80 % のデータ軽減を実現する。
MPG:ビデオとオーディオの両データを含む MPEG ファイルのファイル拡張子。 M1V、MPEG、MPA
MPV:ビデオデータのみを含む MPEG ファイルのファイル拡張子。 MPA、MPEG、MPG
NTSC:National Television Standards Committee の略。また、この委員会によって 1953 年に作成されたカラーテレビの規格。NTSC のビデオには、フレームごとに 525 の線と毎秒 60 の画像フィールドがある。北米、中米、日本、その他の国で使用されている。 PAL、SECAM
PAL:Phase Alternation Lineの略。ドイツで開発されたカラーテレビの規格で、ほとんどのヨーロッパの国で使用されている。PAL ビデオには、フレームあたり 625 の線と毎秒 50 の画像フィールドがある。 NTSC、SECAM
QSIF:Quarter Standard Image Formatの略。PAL では 176 x 144、NTSC では 176 x 120 の解像度を指定した MPEG-1 フォーマット。 MPEG、SIF
RGB:赤、緑、青を基礎とした色。この 3 色を原色としてカラーを作り上げる。RGB は、画像情報をピクセルにエンコードする。コンピュータテクノロジで唯一使用される方法で、3 つの原色の組み合わせでピクセルが表わされる。
ROM:Read Only Memory(読み取り専用メモリ)の略。一度プログラムされたメモリのストレージは、電気的なパワーを必要としないでデータを維持する。 EPROM
S ビデオ:S ビデオ(Y/C)信号を使うと、輝度(ルミナンスまたは「Y」)とカラー(クロミナンスまたは「C」)の情報が複数の配線により別々に転送される。これにより、ビデオの変調と復調を回避し、画質の低下を避ける。
SCSI:Small Computers System Interface の略。SCSI は、高いデータレートを持つため、長年高パフォーマンスの PC でハードドライブインターフェイスとして使用されている。コンピュータでは、同時に最高で 8 つまでの SCSI デバイスを接続できる。
SECAM:Séquentiel Couleur à Mémoire の略。フランスと東ヨーロッパで使用されているテレビ伝送システム。PAL と同じく SECAM ビデオには、フレームあたり 625 の線と毎秒 50 の画像フィールドがある。 NTSC、PAL
SIF:Standard Image Formatの略。PAL では 352 x 288、NTSC では 352 x 240 の解像度を指定した MPEG-1 フォーマット。 MPEG、QSIF
SVHS:S ビデオと金属粒子テープを使った VHS の改良されたバージョンで、高いルミナンス解像度を実現する。この結果、VHS よりシャープな画質が得られる。 VHS、S ビデオ
TrueColor:「現実に近い」色を表わす十分な解像度という意味を示す名前。正確には、TrueColor は、24 ビットの RGB を意味し、赤、緑、青の原色を組み合わせて約 16700 万の色を表現できる。 ビット、HiColor
TWAIN ドライバ:TWAIN は、グラフィックデータを提供するデバイスとグラフィックやキャプチャプログラムが通信するための標準的なソフトウェアインターフェイス。TWAIN ドライバがインストールされている場合は、グラフィックアプリケーションのキャプチャ機能を使って、ビデオソースからプログラムに画像を直接読み込むことができる。ドライバは、32 ビットのプログラムのみをサポートし、24 ビットモードの画像をキャプチャする。
VCD: MPEG 圧縮ビデオを使用する CD-ROM 規格。
VCR:ビデオカセットレコーダ(Video cassette recorder)の略。このマニュアルでは、ビデオデッキと称する。
VHS:Video Home System(ビデオホームシステム)の略。ホームビデオデッキの標準的なビデオ規格。半インチのテープを使って、輝度とカラー情報の両方を持つ「コンポジット」信号を保存する。
Video8:8mm テープを使ったアナログビデオシステム。Video8 レコーダは、コンポジット信号を生成する。
VISCA:コンピュータから外部ビデオソースを制御するための特定のデバイスで使用されるプロトコル。
WAV:デジタル化したオーディオ信号に一般に使用されるファイル形式(拡張子)。
Windows 用のビデオ:デジタルビデオシーケンスをハードドライブのファイルに記録し、その後再生するための Microsoft Windows システム拡張。
Y/C:Y/C は、輝度情報(Y)とカラー情報(C)の 2 つのコンポーネントで構成されるカラー信号。
YUV:Y が輝度情報、U と V がカラー情報を提供するビデオ信号のカラーモデル。
アスペクト比:画像またはグラフィックの幅と高さの比。アスペクト比を固定すると、1 つの値を変更した場合にもう一方の値が追従して変更されることを意味します。
アドレス:コンピュータで利用できる保存場所はすべて番号が付けられています(アドレス)。このアドレスにより、各保存場所が使用されます。アドレスによっては、特定のハードウェアコンポーネントが使用するために予約されているものがあります。2 つのコンポーネントが同じアドレスを使用すると、「アドレスの競合」と呼ばれる状態が発生します。
アンチエイリアシング:ビットマップ画像でぎざぎざしたエッジをスムーズにする方法。これは、トランジションが目立たないように、エッジと背景間で中間色のピクセルを使ってエッジにシェードをかけることにより実現されます。高解像度の出力デバイスを使用してアンチエイリアシングを実現する方法もあります。
インターリーブ:スムーズな再生と同期または圧縮を促進するためのオーディオとビデオの配列。標準の AVI フォーマットでは、オーディオとビデオが均等に配置されている。
インターレース:テレビシステムによって使用される画面をリフレッシュする方法。 PAL テレビ画像は、それぞれ 312½ インチの線を持つ インターレースされた 2 つの半分の画像( フィールド)から構成される。 NTSC テレビ画像は、それぞれ 242½ インチの線を持つ 2 つの半分の画像から構成される。フィールドは、ブレンドされた画像を作り上げるため、交互に表示される。
エイリアシング:出力デバイスの制限による、不正確な画像表示。通常、エイリアシングは、曲線および角度のある形状に沿ったぎざぎざしたエッジの形で現れます。
カラーモデル:カラーとお互いのカラーの関係を数学的に説明し、定義する方法。各カラーモデルには、独自の強度があります。最も一般的なカラーモデルには、 RGB と YUV があります。
カラー深度:各ピクセルでカラー情報を表わすビット数。1 ビットのカラー深度は 21=2 色、8 ビット深度は 28=256 色、24 ビットは 224=16,777,216 色を表示できます。
キーカラー:バックグラウンドの画像が透けて見えるように、抑制されるディスプレイのカラー。ビデオシーケンスを別のシーケンスに重ねる場合によく使用され、下に置かれたビデオがキーカラーの現れる場所で表示できるようになる。
キーフレーム:ビデオやオーディオエフェクトの特定のパラメータの値が指定されているビデオフレーム。再生中、アニメーションエフェクトは、あるキーフレーム値から次のフレームにパラメータをスムーズに調整することで実施される。キーフレームを使ったアニメーションエフェクトは、「キーフレーミング」と呼ばれている。
クリップ:Avid Studio で、ムービーまたはディスクプロジェクトのタイムラインに使われているメディアエレメントのこと。クリップメディアには、ビデオ、オーディオファイル、写真、タイトル、モンタージュなどがあります。
クリップボード:すべての Windows プログラムで共有される一時的な保存領域。切り取り、コピー、貼り付け操作中にデータを保持するために使用される。クリップボードに新しいデータを保存すると、既存のデータに置き換えられます。
コーデック:圧縮と解凍。画像データを圧縮(パック)と解凍(アンパック)するアルゴリズム。コーデックは、ソフトウェアまたはハードウェアに実装できます。
コンポジットビデオ:コンポジットビデオは、1 つの信号にルミナンスとクロミナンスの情報をエンコードする。 VHS と 8mm は、コンポジットビデオを録画および再生するフォーマット。
シリアルポート:シリアルポートを通して転送されるデータは、一度に 1 ビットごとに連続的に処理される。パラレルポートより転送率が遅くなる。パラレルポートラインでは、複数のビットを同時に送信できる。シリアルポートは、「COMn」と呼ばれる場合がある。ここで、「n」は数字となる(「COM2」など)。 パラレルポート
ソフトウェアのコーデック:圧縮したデジタルビデオシーケンスを作成および再生するために特殊なハードウェアを使用しない圧縮方法。シーケンスの画質は、完全なシステムのパフォーマンスに依存する。 コーデック、ハードウェアのコーデック
タイムコード:タイムコードは、開始点(通常、ショットの開始)。に対するビデオシーケンスの各フレームの位置を識別する 一般的な形式は、H:M:S:F(時、分、秒、フレーム数)で「01:22:13:21」などとなる。テープカウンタ(ゼロまたはテープのどの地点でもリセット可能)とは異なり、タイムコードは電子信号をビデオテープに書き込み、永久的に割り当てられる。
チャンネル:ファイルの特定部分を識別するためのデータファイル内の情報分類。たとえば、カラーの画像は、異なるチャンネルを使って、画像のカラーコンポーネントを分類しています。ステレオのオーディオファイルは、チャンネルを使って左と右スピーカーに出力するサウンドを識別します。ビデオファイルは、画像とオーディオファイルのチャンネルを組み合わせたものです。
ディザリング:カラーパターンのアプリケーションにより、画像の明らかな色数を上げること。
ディゾルブ:ビデオが 1 つのシーンから次のシーンにフェードしていくトランジションエフェクト。
データの転送率:ストレージデバイス( CD-ROM やハードドライブ)とディスプレイデバイス(モニタや MCI デバイスなど)間で情報が転送される速度。使用しているデバイスにより、特定の転送率でパフォーマンスが上がることがある。
データレート:一単位の時間に転送されるデータの量。たとえば、ハードドライブから読み取るまたはハードドライブに書き込む毎秒あたりのバイト数。または、毎秒処理されるビデオデータの量など。
デジタルビデオ:デジタルビデオは、ファイルに ビットごとに情報を保存する(アナログのストレージメディアと異なる)。
デシベル(dB):サウンドのラウドネスの測定単位。3 dB 増えるごとにラウドネスが 2 倍になる。
ドライバ:周辺機器を操作するために必要な情報を含むファイル。たとえば、ビデオキャプチャドライバは、ビデオキャプチャボードを操作する。
トランジション:隣り合わせのビデオまたはオーディオ間をつなぐエフェクト。単純な「カット」から目を見張るようなアニメーションエフェクトがある。カット、フェード、ディゾルブ、ワイプ、スライド、オーディオクロスフェードなど、一般的なトランジションは、フィルムやビデオの視覚的な効果となる。時間の経過や視野の変化を簡潔または潜在的に表わす。
ハードウェアのコーデック:圧縮したデジタルビデオシーケンスを作成および再生するために特殊なハードウェアを使用する圧縮方法。ハードウェアコーデックでは、ソフトウェアで完全に実装されたコーデックより、エンコーディング速度と画質が高くなる。 コーデック、ソフトウェアのコーデック
バイト:1 バイトは 8 ビットに該当します。1 つの英数字文字は、1 バイトを使って表されます(英字、数字)。
バッチキャプチャ:編集決定リストを使用した自動化処理により、ビデオテープから特定のクリップを見つけて再キャプチャする工程。通常、クリップより高いデータレートでキャプチャされたビデオテープから行われる。
パラレルポート:パラレルポートのデータは、8 ビットのデータラインを介して転送される。これは、8 ビット(1 バイト)が一度に転送されることを意味する。この種の転送は、シリアル転送より高速だが、長距離の転送には適していない。パラレルポートは、「LPTn」と呼ばれる場合がある。ここで、「n」は数字となる(「LPT1」など)。 シリアルポート
ピクセル:モニタ画像の最小のエレメント。ピクチャエレメント(picture element)の略。
ビット:「BInary digiT」(バイナリ桁)の略。コンピュータメモリの最小単位。ビットは、画像でピクセルのカラー値を保存するために使用されます。各 ピクセルでより多くのビットが使用されるほど、利用できる色数が増えます。たとえば、
1 ビット:各ピクセルは、白か黒になります。
4 ビット:16 色とグレースケールが可能になります。
8 ビット:256 色とグレースケールが可能になります。
16 ビット:65,536 色の表示が可能になります。
24 ビット:約 16700 万色の表示が可能になります。
ビットマップ:画像フォーマットは、ドットまたは「ピクセル」を行に並べた集まりで構成されています。 ピクセル
ビデオエンコーダ:アナログ情報をデジタルビデオ信号に変換する。
ビデオデコーダ:デジタル情報をアナログビデオ信号に変換する。
ビデオのスキャンレート:画像ディスプレイでビデオ信号がスキャンされる頻度。ビデオスキャンレートが高いほど、画質が上がり、フリッカーが目立たなくなる。
ファイル形式:画像やワープロ文書など、コンピュータのファイル内での情報の整理方法。ファイルの形式は、ファイル拡張子(doc、avi または wmf など)で表わされる。
フィールド:インターレースビデオの フレームは、水平の線から構成され、2 つのフィールドに分かれている。奇数の線はフィールド 1、偶数の線はフィールド 2 となる。
フィルタ:特殊なエフェクトを作り上げるためにデータを変更するツール。
ブラッキング:黒い画面と連続した制御トラックをテープ全体に録画することにより、挿入編集を行うビデオテープの準備工程。デッキの録画でタイムコードがサポートされている場合、タイムコードが同時に記録されます(「ストライピング」とも呼ぶ)。
フレーム:ビデオやアニメーションシーケンスでの 1 つの画像。完全な NTSC または PAL 解像度を使用する場合は、1 つのフレームが 2 つのインターレースされたフィールドで構成される。 NTSC、PAL、フィールド、解像度
フレームサイズ:ビデオまたはアニメーションシーケンスで画像データを表示する最大のサイズ。シーケンスで表示されようとしている画像がフレームサイズより大きい場合は、サイズに合わせてクロップまたは縮小する必要がある。
フレームレート:フレームレートは、毎秒再生されるビデオシーケンスのフレーム数を定義する。 NTSC ビデオのフレームレートは毎秒 30 フレーム。 PAL ビデオのフレームレートは毎秒 25 フレーム。
ポート:オーディオ、ビデオ、コントロール、その他のデータを 2 つのデバイスで転送する電子的な転送ポイント。 シリアルポート、パラレルポート
ホワイトバランス:電子カメラでは、3 つのカラーチャンネル(赤、緑、青)で振幅を調整する。これにより、シーンの領域がカラーキャストを示さなくなる。
マークイン / マークアウト:ビデオ編集で、マークインおよびマークアウト時間とは、プロジェクトに含まれるクリップの部分を識別する開始および終了タイムコードを指す。
ラスタライズ:左上から右下(視聴者から見て)に、水平線に沿ってディスプレイの電子ビームを走査することにより、実現されるビデオディスプレイの領域。
圧縮:ファイルのサイズを小さくするための方法。圧縮には、損失なしと損失ありの 2 つの種類がある。損失なしのスキームで圧縮されているファイルは、オリジナルの状態を変えることなく復元できる。損失のあるスキームでは、圧縮中にデータが破棄されるため、画質が落ちる。画質の損失は、圧縮の量により、無視できる程度である場合と、目立つ場合がある。
画像:画像は、複製または何かの写真。この用語は、コンピュータのディスプレイで表示する、またはソフトウェアで操作できるピクセルを含むデジタル化されたピクチャに適用されることが多い。
画像の圧縮:デジタル画像やビデオファイルを保存するために必要なデータ量を減らす方法。
解像度:モニタで水平および垂直方向に表示できるピクセルの数。解像度が高いほど、表示が詳細になる。 ピクセル
原色:RGB コントロールモデルである 赤、緑、青を基礎とした色。3 つの原色をブレンドして、コンピュータ画面でほとんどほかの色を作成することが可能である。
黒へ/からフェード:クリップの最初で黒からフェードする、または終わりで黒にフェードするデジタルエフェクト。
周波数:周期的な処理(サウンド波形や交流電圧など)での一単位時間あたりの繰り返し数。通常、毎秒あたりの繰り返し数またはヘルツ(Hz)で計測される。
冗長性:画像のこの特性は、圧縮アルゴリズムで活用される。過剰な情報が、圧縮中に除外され、解凍中に損失することなく復元される。
静止画ビデオ:静止画(または「固定フレーム」)は、ビデオから抽出される。
非インターレース:線をスキップしないで 1 つのフィールドとして完全な画像を生成する画像のリフレッシュ方法。非インターレース画像(コンピュータのモニタ)は、インターレースされた画像(テレビ)よりフリッカーが大幅に軽減される。
編集決定リスト (EDL) :出力ディスクまたはファイルに記録される特定の順序に並べたクリップやエフェクトのリスト。Studio では、ムービーエディタやディスクエディタでクリップやエフェクトを追加、削除、記録することにより、独自の編集決定リストを作成および編集できる。
補色:補色は、プライマリカラーの値に反するものです。色と補色を組み合わせると、白になります。たとえば、赤、緑、青の補色は、シアン、マゼンタ、イエローです。
量子化: JPEG 画像データ圧縮法の一部。関連する細部が正確に表わされる。一方、人間の目に関連しない細部は、低い精度で表わされる。
連長エンコーディング(RLE:Run Length Encoding): JPEG を含む多くの画像圧縮方法で使用されるテクニック。繰り返される値を別々に保存するのではなく、値の繰り返しが連続して何回発生するかの回数によって保存する(連長)。