コレクション

ライブラリの視点からみると、コレクションは単に任意に集められたアセットのグループではなく、不規則に集められたライブラリ項目のグループです。ユーザーには特定のファイルを特定のコレクションに集める理由がありますが、ライブラリはそれを知る必要はありません。コレクションの内部では、あらゆるアセットが肩を並べています。

最新インポートという名前のひとつの特殊コレクションは、インポート操作で表示するメディアが追加されると自動更新します。インポート直後からこのコレクションから新しい素材を使うことができます。

他にも自動生成されるコレクションがあります。最新スマートコレクションは、最新の SmartSlide または SmartMovie 作品で選択したメディアを収納します。

コレクション操作

新しいコレクションを作るには、コレクションブランチのヘッダーラインにあるアイコンをクリックしてテキスト入力フィールドに名前を入力します。Enter を押して処理を終了します。または、アセットのコンテキストメニューから [コレクションに追加] Ø [新規コレクションの作成] の順に選択します。

Avid Studio image001 コレクション

コレクションヘッダーの右端にあるコレクション追加ボタン

コレクションの管理コレクションのコンテキストメニューには、コレクションの名前変更と削除、現在のコレクションを親「フォルダ」とするサブコレクションを作成するコマンドがあります。

ドラッグ・アンド・ドロップコレクションは、マウスを使ってアセットツリーを整理できます。コレクションをドラッグしてドロップするとサブコレクションになります。

収集したアセットの表示

コレクションの名前をクリックすると、ブラウザに表示されます。

コレクションのブラウザと他のカテゴリにはひとつの重要な違いがあります。サブコレクションのメディアアセットは選択したコレクションと視覚的に合併されていますが、サブグループ化されません。

ただし、ブラウザにはコレクションを表示したときにアセットを簡単に追跡できる特殊機能があります。マウスのポインタが一覧のアセットの上を通過すると、アセットが属するコレクションがアセットツリーで分かりやすく「点灯」します。

収集したアセットの操作

この操作は、コレクション項目のコンテキストメニューから実施できます。項目のグループ操作を行うには、まず先にマウスで選択(Ctrlを押しながらShiftを押して複数選択)する、または項目を囲むフレームをドラッグして選択します。選択した項目に対して右クリックしてコンテキストメニューにアクセスします。

コレクションに追加コレクションに追加サブメニューの対象コレクションを選択して選択した項目を追加します。または、選択した項目を対象コレクションにドラッグします。

コレクションから削除削除コマンドはコレクションから項目複数可を削除します。ライブラリと同じように、オリジナルのメディア項目には影響を与えません。ライブラリのビデオまたはその他の項目をコレクションから削除しても、ハードドライブまたはアセットタイプカテゴリからメディアファイルは削除されません。

コレクション