ライブラリを理解する

Avid Studio ライブラリを使うと、作品に使用可能なさまざまなメディアとその他のアセットを管理し、効果的に使用できるようにします。

ライブラリには何が収納されているか?

プロジェクトに使用可能なさまざまなアセットが、アセットツリー4つのメインブランチに分類収納されています。各ブランチは、さらに詳しいサブセクションに分類されています。

すべてのメディアには、システムの標準メディアファイルが写真、ビデオ、オーディオという名前のサブセクションに含まれています。多くの標準ファイルタイプがサポートされています。以降に4つ目のサブセクション欠損メディアの目的について説明します。

Avid Studio 独自のムービーおよびディスクプロジェクトであるプロジェクトを作ると、自動的にサブセクションが作られます。ライブラリからプロジェクトを直接開いて編集する、または別のプロジェクトのタイムラインに追加して普通のビデオとして使うことができます。

コレクションは、ライブラリメディアを好きなようにグループ化したものです。メディア管理に時間を費やすほど、コレクションを使う時間が増えます。コレクションは、作業中の一時保管場所として使用したり、後で使うメディアを確保したりできます。コレクションを自動生成することもできますが、ほとんどがユーザーが定義します。階層的に整理されたコレクションにも対応します。階層のトップレベルにあるコレクションは、コレクションブランチのサブセクションとして使用できます。

Avid Studio image001 ライブラリを理解する創造的なエレメントブランチは、右の図のようにサブセクションを表示します。それぞれが、特殊エフェクト(エフェクトトランジション)または特殊メディア(それ以外)のいずれかのタイプです。すぐに使える、使用料無料の 7種類のコレクションすべてが Avid Studio には収納されています。

ライブラリアセットの保管

クリップ、サウンド、トランジションなどのライブラリの各アセットは、使用しているコンピュータシステムのローカルストレージに収納されているファイルに対応しています。ライブラリにはそれらのファイルが収納されていません。また指定されない限りファイルを編集しません。代わりに、ファイルの名前、場所、およびプロパティを追跡し、内部データベースに記録します。保管される情報には、ユーザーが特定の項目に注釈として付けたタグやランクや、ユーザーが適用した補正フィルタのパラメータも収納されています。

データベース

ライブラリのデータベースを構成するファイルは、Microsoft Windows の共有アクセス権ではなく、ユーザー別にフォルダに分類されて保管されます。Avid Studio が使用するコンピュータで複数ユーザーが各自のログインで使用される場合、ライブラリは、ユーザー別に作成されます。

欠損メディア

ライブラリアセットの追加、削除、名前の変更などの操作は、メディアファイル自体に影響を及ぼさないデータベース操作です。ライブラリからアセットを削除すると、さらに実際のファイルも削除するかを確認するオプションの確認ダイアログを表示します。この確認ダイアログは、通常は非表示に設定されているため、有効に設定する必要があります。

Avid Studio image002 ライブラリを理解する同様に、Windows Explorer または Avid Studio 以外のアプリケーションでアセットファイルを削除または移動しても、そのファイルに関するデータベースの記録は残ります。ライブラリは直接ファイルにアクセスしないため、グラフィックエラーが発生するとファイル一覧に追加されます。ファイルは存在するが、別のフォルダまたはデバイスに移動された場合は、ライブラリで簡単に再リンクできます。項目をダブルクリックすると、標準のファイルを開くダイアログがポップアップ表示され、そこでファイルの新しい保管場所を指定します。

また、ライブラリに欠損メディアがあるかどうかを確認するには、アセットツリーの特別サブセクション [すべてのメディア] Ø [欠損メディア] の順に指定します。

ð アセットツリー

ð コレクション

ð ライブラリアセットの管理

ð ブラウザ

ð ライブラリプレビュー

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