表示対象の選択
ライブラリブラウザにはアセットの目的に合わない部分を非表示にしてビューを微調整するための機能がいくつかあります。使用するメディアファイルが大量にあるとしても、これらの手法を活用することで表示の速度が大幅に改善されます。
ロケーションタブ
最も重要なのは、各ロケーションタブは、アセットツリーの異なる箇所に対応していることです。ウェブブラウザと同様に、ロケーションタブは、簡単に作成できます。(タブ一覧の右端にある「+」を右クリックする)また、同時に複数のアセットを追跡できるためとても便利です。
アセットツリー内をクリックすると、現在のタブの場所を設定し、逆に別のタブをクリックするとツリーの保存した場所がわかります。選択したロケーション内のアセットのみがブラウザに表示されます。そのロケーションにサブフォルダが含まれる場合は、そのコンテンツも表示します。わかりやすくするためには、可能な限り階層の下に近いロケーションを選択して表示します。
他にも、選択したロケーションのアセットをフィルタリングして表示を制限する機能があります。各ロケーションタブは、それぞれのフィルタリング設定を維持するため、設定を変更しても別のタブには影響を及ぼしません。
ランク付けによるフィルタリング
ライブラリの上部にある [ランク付けによるフィルタリング] コントロールは、1から5のランク付けのいずれも指定されていないすべてのアセットを非表示にします。(星がゼロは「未評価」を意味します。) フィルタを使用するには、対象にする最低評価を表す星をクリックします。デフォルトのフィルタ設定は、ランクに関係なくすべてのアセットを表示します。
すべてのフィルタを一度に消去する手順についてはフィルタリングの解除を参照してください。 ランク付け用フィルタのみを無効にする場合は、最後に選択した星をクリックする、または星のどれかをダブルクリックします。
ここでは、3つの星がハイライトされています。つまり、3つ星以上のランク付けのあるアセットのみが表示されます。マウスは、5つ目の星をするところです。そうすると、5つ星のランク付けのあるアセット以外を非表示にします。
タグによるフィルタリング
表示されるアセットを絞り込む別の方法は、タグを使ったフィルタリングです。タグは、ユーザーが作業するアセットに割り当てることができるキーワードです。タグを定義した後は、それを使ってブラウザで表示されるアセットをさまざまな方法で管理できます。 詳しくは、タグを参照してください。
検索
ライブラリの右上には、表示されるアセットをフィルタリングできる検索フィールドです。検索用語を入力し始めると、ブラウザは、検索用語と一致するテキストのアセットのみを表示するよう更新を続けます。
スペースで区切って用語を複数入力する場合でも、一部一致または全体一致の検索が可能です。ドロップダウンリストでは、用語がアセットテキストとひとつのみ一致した場合、またはすべての用語がアセットと一致した場合のみ表示するかが選べます。
3種類のフィルタリングを組み合わせることができます。フィルタリングが必要でないときにフィルタリングがオンになっていると、表示すべきアセットが表示されないことがあります。表示されるべきアセットがブラウザに表示されていないことに気づいたら、フィルタリングがオンになっていないか確認してください。
ブラウザは、フィルタを使用中に表示される「フィルタアラート」を表示して不注意によるフィルタリングを防いでいます。
ここに表示されているようなフィルタアラートがフィルタリングが有効になっている間はブラウザの上部に表示されます。右端にある [x]をクリックすると、一度にすべてのフィルタリングをクリアします。