メディア編集の概要

メディアエディタは、ライブラリおよびプロジェクトタイムラインの双方からさまざまな方法で開くことができます。

ライブラリから開く場合:

·     ビデオ、写真、またはオーディオアセットのアイコンまたはテキストレコードをダブルクリックする、または

·     アセットのコンテキストメニューの [補正を開く] コマンドを選択する

ライブラリプレーヤーから開く場合:

·     ライブラリ項目の [再生] ボタンをクリックしてから、右下の [ギアホイール] アイコンをクリックします。

プロジェクトタイムラインから開く場合:

·     タイムラインのクリップをダブルクリックする、または

·     クリップのコンテキストメニューの [エフェクトエディタを開く] コマンドを選択する、または

·     エフェクトを適用するとクリップの上端に沿って現れる色付き帯のスコンテキトメニュー[エフェクト] Ø [編集]を使います。

メディアエディタウィンドウを閉じる:

·     [キャンセル] ボタンをクリックする、または

·     右上隅にある [X] (閉じる)ボタンをクリックします。変更を加えた場合は、保存するかどうかの確認があります。

·     [OK] ボタンをクリックします。

プレビュー

メディアエディタの中央部には、補正およびエフェクトを施した場合の結果を見る、または、またはオーディオを見るためのプレビューウィンドウがあります。

Avid Studio image001 メディア編集の概要サウンドトラックがあるビデオメディアを編集した場合は、ウィンドウの左上にあるタブからオーディオエディタとビデオエディタの双方が同時に利用できます。

タイトルバー

ファイルと編集メニュー:ライブラリからメディアエディタを起動すると、[ファイル] メニューから現在ロードしたアセットの新規コピー(または「ショートカット」)を保存できます。ショートカットは、元のファイル名に連番を付けてライブラリに保存されます。編集メニューには、元に戻す/やり直し、切り取り、コピー、貼り付けなどの標準の編集コマンドが収納されています。

Avid Studio image002 メディア編集の概要元に戻す/やり直し:ウィンドウの左上メニューの横に、編集履歴を前に戻る、または繰り返しを行う元に戻す / やり直すボタンが表示されます。

Avid Studio image003 メディア編集の概要

ビデオエディタの補正から強化グループを使うところ

ナビゲータ

メディアエディタウィンドウの下部に表示されるナビゲータを使うと、別のライブラリ項目または別のタイムラインクリップをロードできます。

Avid Studio image004 メディア編集の概要

ライブラリから起動した場合、メディアエディタのナビゲータを使うと、ライブラリブラウザに表示されている別のアセットにアクセスできます。

作業中の項目はハイライト表示されています。ナビゲータで別の要素をクリックすると、編集する項目を変えることができます。左右の矢印を使うと左右の項目を見ることができます。切り替えると、実施した補正は自動的に保存されます。または [OK] をクリックして保存します。

Avid Studio image005 メディア編集の概要メディアエディタウィンドウの下部にあるボタンをクリックするとナビゲータを非表示にすることができます。

表示プション

[ナビゲータ] ボタンのあるツールバーには次のような表示関連のボタンが収納されています。

Avid Studio image006 メディア編集の概要ソロ:このボタンは、プロジェクトタイムラインからメディアエディタを選択したときにのみ使えます。ハイライト表示されているクリップは、ナビゲータで作業中のクリップであり、プレビューすると、タイムライン前後のクリップのいずれのエフェクトも適用せずに表示されます。ボタンがハイライト表示されていない場合は、すべてのタイムライントラックがプレビューに表示されます。

ズーム:ツールバーの右端にあるスクロールバーは、プレビュー画像を連続表示します。

Avid Studio image007 メディア編集の概要プレビューズームオプション:[合わせる] は、すべてのツールを開いたときに画像の高さや幅が表示スペースからはみ出さないようにプレビューのサイズを調整します。[フィル] は、設定パネルやルーラーの下を含む利用可能な作業エリアをすべて使って表示します。実サイズ(1:1)は、画像ソースの元のサイズで表示します。

Avid Studio image008 メディア編集の概要フルスクリーン:有効にすると、プレビューする画像を現在のモニターサイズに合わせて表示し、画像以外のツールなどを非表示にします。フルスクリーンモードを終了するには、Escを押す、または画面右上の[閉じる]ボタンをクリックします。

Avid Studio image009 メディア編集の概要適用前後のビュー:このボタンはフォトエディタのみに表示されます。詳しくは、適用前と適用後を参照してください。

拡大鏡ズーム

エフェクトまたは補正ツールを使用していない限り、マウスのポインタは拡大鏡のアイコンになっています。この状態のときに1回クリックすると画像を拡大します。Alt を押しながらクリックすると縮小します。また、ダブルクリックすると合わせる(上述の「プレビューのズームオプション」参照)と現在の縮尺を切り替えます。

ウィンドウのプレビューを移動する

プレビュー画像は、作業エリアのどこかをマウスでドラッグして移動できます。こうすると、ズームしたときに画像を探すのに便利です。ただし、オーディオエディタの音声波形は、ドラッグできません。

情報とキャプション

メディアエディタの左下に情報ボタンは、作業中のファイルの情報を示すウィンドウを開きます。

Avid Studio image010 メディア編集の概要

キャプションフィールドは、メディアエディタをライブラリから起動した場合にのみ利用可能です。現在の設定の名前の変更ができます。

設定パネル

設定を調整可能なエフェクトまたはツールを選択すると、ウィンドウの右上部分にパネルが現れます。

Avid Studio image011 メディア編集の概要

設定パネルを使うと、補正またはエフェクトの設定を変更できます。これは、写真を補正する強化グループの設定が表示されています。

数値の設定:数値設定フィールドには、濃いグレーのフィールドの中にグレーのスライダーバーがあります。このフィールド内を1回クリックすると、数値入力モードになり、パラメータの値を入力できます。また、マウスでそのスライダバーを左右にドラッグして設定することもできます。ダブルクリックすると、デフォルト値に戻ります。

パラメータセットの比較:設定の値がデフォルト以外に変更されると、ハイライト表示オレンジ色の点がフィールドの右側に現れます。その後、ドットをクリックすると、デフォルト値と最後に設定した値を切り替えます。エフェクトまたは補正名の右側にあるドットは、すべてのパラメータのデフォルトとカスタム値を切り替えます。

リンクパラメータ:いくつかのパラメータは、ロック時に変更するよう構成されています。そのような構成を持つものには、カギの記号が付いています。記号をクリックするとリンクに切り替えます。

メディア編集の概要