メディアエディタ
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Avid Studio では、3つの主要メディアタイプ(ビデオ、写真(と他の画像)、オーディオ)のそれぞれにメディアエディタを用意しています。このエディタのひとつにアクセスする一般的な方法は、ライブラリのメディアアセット、または作成したプロジェクトタイムラインのメディアクリップのいずれかをダブルクリックすることです。
3種類すべてのエディタが 2種類のツール(補正とエフェクト)を提供します。それらはエディタウィンドウの上部にタブで表示されます。(フォトエディタには、パン&ズームツールを加えた 3つのタブが表示されます。)
ビデオエディタのエフェクトファミリーの下には 6つのグループがあります。ライブラリからエディタを起動すると、エフェクトタブは表示されません。
補正ファミリーのツールは、ビデオ、写真、その他プロジェクトに使用しているメディアの欠陥を補正します。ツールた対処する不具合のほとんどは、録画したメディアに対するものです。斜めになっている写真を水平に直したり、音がこもっている音楽トラックを鮮明にしたり、ビデオシーンの「ホワイトバランス」を修正したり、さまざまな補正を行います。
補正アプリケーションは、メディアファイルそのものは変更しません。変わりに、ユーザーが設定したパラメータをライブラリデータベース(特定のアセットで選出)またはプロジェクト(特定のクリップで選出)のいずれかで保管します。
ライブラリアセットの補正
メディアエディタでライブラリアセットを表示すると、ひとつのツールファミリータブ「補正」のみしか表示されません。写真用のエフェクトタブとパン&ズームタブは、タイムラインクリップからエディタを起動したときにのみ利用可能です。
補正したアセットを使う:ライブラリアセットに補正を適用した場合、補正設定は、アセットをプロジェクトに追加したときに有効になります。その後のプロジェクトのすべてに補正が適用されます。必要に応じてタイムラインでその他の補正を施すことができますが、ライブラリアセットには適用されません。
代わりの補正を保存:補正されたライブラリアセットは、オプションで個別のアセットファイルとして保存できます。(ファイル Ø 名前を付けて保存) 保存することで、特定のアセットを 2種類のそれぞれが異なる補正を施し、異なる名前で保管できます。
補正を削除:ライブラリアセットのコンテキストメニューには、補正する前の状態に戻す [元に戻す] コマンドがあります。
補正を直接エクスポート:ムービーのプロジェクトやディスクのタイムラインを構築する代わりにライブラリメディアを直接エクスポートする場合、補正設定は出力に適用されます。
タイムラインクリップの補正
ムービーエディタまたはディスクエディタのタイムラインのクリップをメディアエディタで開いた場合は、ツールの補正ファミリーを使って、ライブラリのアセットまたは別のクリップに影響を与えずに好きなように変更を施すことができます。このときのクリップへの変更はプロジェクトに影響します。
タイムラインのクリップに施したクリップへの補正を削除したい場合は、コンテキストメニューコマンドから [エフェクトエディタを開く] を選び、補正ツールに切り替えます。変更した設定が設定パネルにハイライトされて表示されます。これを使って補正をリセットします。
ð 写真の補正
ð ビデオの補正
ð オーディオの補正