メディアエディタのエフェクト
プロジェクトの別のソースと同様に、エフェクトはライブラリに保管されます。創造的なエレメントブランチのエフェクトにはアセットツリーが表示されます。ライブラリリソースの別のタイプとして、一般的なすべての機能(補正、ランク付け、タグなど)を使って利用可能なさまざまなエフェクトを整理できます。
ドラッグ・アンド・ドロップでライブラリのエフェクトをプロジェクトタイムラインのクリップに直接適用できます。エフェクトを追加したクリップは、明るい色の線が上に表示されます。
タイムラインクリップをダブルクリックすると、メディアエディタが自動的に開き、エフェクトタブが開きます。6つのエフェクトグループが使えます。グループの名前をクリックすると、含まれるエフェクトを見ることができます。
フォトエディタでエフェクトのカメラグループを開いているところ。マウスのポインタは反転エフェクト(左側)のサムネイルの上にあり、その結果がプレビューに自動表示されています。
現在選択されているエフェクトのサムネイルアイコンが作業エリアの上部の全幅トレイに表示されています。視覚効果を使い、マウスポインタをエフェクトアイコンの上に置くと、プレビューに編集しているクリップにエフェクトを適用した成果が表示されます。選択が終了したら、エフェクトのサムネイルをクリックして適用します。
エフェクトのカスタマイズ
クリップにエフェクトを適用したら、上述のいずれかの方法で、メディアエディタに戻って、エフェクトの設定を操作できます。エフェクトをカスタマイズする場合は、タイムラインのクリップをダブルクリックする、または [エフェクトエディタを開く] を選択します。
変更を保存してタイムラインに戻るには、OK をクリックします。変更をキャンセルしてタイムラインに戻るには、[キャンセル] を押します。
新しいクリップに切り替える
メディアエディタを終了しなくても、タイムラインクリップから別のエディタウィンドウのフッターバーの上にあるスペースにプロジェクトをオプションで順番に表示するナビゲータに切り替えることができます。
ナビゲータの表示を切り替えるには、ウィンドウの右下にあるコンパスアイコンをクリックします。
プロジェクトの各クリップは、ナビゲーターの色付きバーで現されます。横の時間軸上にあるバーと縦に配置されるトラックの位置は、タイムラインと一致します。編集中のクリップを示すバーは、オレンジ色にハイライト表示されます。
コンパスボタンの上にマウスを置くと、ボタン行の上にあり横向きのバーでプロジェクトのクリップを表示するナビゲータを非表示にします。
別のバーをクリックすると、表示しているクリップに施した変更を自動保存し、クリックしたバーに対応するクリップがロードされます。別のメディアクリップで作られた新しいクリップは、適切なエディタに切り替わって表示されます。
ソロモード
エフェクトを編集しているとき、作業中のクリップを含む現在のレイヤーの上または下にある別のタイムラインレイヤーを表示すると便利な場合があります。また、別のトラックを非表示にして複雑な編集を施すこともできます。
ソロモードは、[ソロ] ボタンで開始・停止できます。メディアエディタの右下部分にドロップダウンメニューが表示されます。3種類の構成が可能です。
· 切:ソロモードがオンになっているときにこのボタンを1回クリックするとモードをオフにします。タイムラインの全レイヤーがプレビューで表示されます。ときには、作業中のレイヤーがタイムラインの上のレイヤーに干渉している場合があります。
· メディアと下のトラックを表示:このオプションでは、作業中のレイヤーとその下にあるすべてのレイヤーがプレビューされますが、上にあるレイヤーは表示されません。
· メディアのみ表示:このオプションを使うと、作業中のレイヤーのみがプレビューに表示されます。
エフェクトのプレビュー
ライブラリの創造的なエレメントセクションでは、各エフェクトのサンプルをサムネイルビューのアイコンで直接、または別のプレーヤーウィンドウでプレビューできます。サンプルは、エフェクトの効果を見ることができますが、カスタマイズ、キーフレーミング、およびその他のエフェクトを適用した場合を見る以外の機能はありません。
前述したとおり、タイムラインクリップのメディアエディタのエフェクトアイコンの上にマウスを置くだけで、エフェクトを適用しなくてもメディアでプレビューすることができます。エフェクトを適用するには、サムネイルをクリックします。