編集ウィンドウ

編集ウィンドウは、タイトルエディタのメインプレビューおよび編集エリアです。ここで、タイトルの背景レイヤーを再配置、サイズ変更、回転ができます。

ほとんどの編集作業では先ず最初に、作業するレイヤーを選択します。選択したレイヤーは、フレーム内に表示されます。このフレームには、サイズを変更する8つのコントロールポイントと上部に1度毎にレイヤーを回転する回転ハンドルがあります。ほとんどのレイヤータイプは、コントロールフレームで直接クリックして新しい位置にドラッグすると「取り込み」できます。

Avid Studio image001 編集ウィンドウ

編集ウィンドウ内で形状オブジェクトを回転しているところ。コントロールフレームの上中央にある小さい点は、レイヤーの回転ハンドルです。レイヤーを回転するには、回転ハンドルを押しながらドラッグします。マウスを回転ハンドルの上に移動すると、マウスのポインタが回転矢印に変わります。

テキストおよび形状レイヤーを使うと、レイヤーコンテンツがコントロールフレームの外側に表示されることがあります。これは、ルックの[詳細]1つに横または縦オフセットが、レイヤーの標準位置から離れて移動するよう定義されているためです。

編集ウィンドウのレイヤー操作

ここで説明するレイヤーは1つですが、複数レイヤーを同時に操作することもできます。詳細は、「レイヤーグループを使った作業」を参照してください。

編集ウィンドウでレイヤーを選択するときは、レイヤー枠をマウスでクリックします。そうすると、レイヤーのコントロールフレームを表示し、編集可能になります。

長方形の内部をマウスでクリックするとレイヤーが反応します長方形は、選択したときにコントロールフレームに表示されます。つまり、長方形の内部でも下レイヤーにあるため表示されている部分は操作できません。この場合にマウスで編集するには、「レイヤーリスト」の説明に従って、上のレイヤーを先に非表示にします。

テキスト以外のレイヤーを移動するには、長方形の内部をクリックしたまま新しい位置にドラッグします。

Avid Studio image002 編集ウィンドウテキストレイヤーを移動するには、マウスをレイヤーのコントロールフレームに近づけて、マウスポインタがドラッグポインタ4方向矢印に変わったら普通にクリックしてドラッグします。テキスト以外のレイヤーと同様に、フレーム内部をクリックすると、テキスト編集モードに切り替わります。テキストレイヤーを使った作業については、テキストとテキスト設定を参照してください。

比率を保ったままレイヤーのサイズを変更するには、コントロールフレームの角をクリックしたまま移動して、目的のサイズに変更します。

比率を変更してレイヤーのサイズを変更するには、コントロールフレームの側点をクリックしながらドラッグします。中央の制御点でサイズを変更すると、対応する2面に適用されます。希望のサイズおよび比率に変更できます。

レイヤーを回転するには、回転ハンドルを押しながらドラッグします。回転を微調整するには、マウスのポインタをドラッグしながら回転の中心部から遠ざけます。距離が長くなれば、マウスの現在地と次の位置間の角度が細かく調整できるようになります。

レイヤースタック位置を変更するには、レイヤーを右クリックして、コンテキストメニューの順序サブメニューから最背面へ移動、背面へ移動、最前面へ移動、前面に移動のいずれかのコマンドを選択します。前述の動作は、それぞれが、Ctrl+MinusAlt+MinusCtrl+PlusAlt+Plusのキーボード操作でも行えます。

ほかにレイヤーの順序を変更する方法には、複数のレイヤーが重複する場合のタイトルを使うと便利なレイヤーリストを使う方法です。

レイヤーを削除するには、コントロールフレームを選択する、またはレイヤーリストから選択して、Delete を押します。または、コンテキストメニューコマンドのレイヤー削除でも削除できます。テキスト編集モードのテキストレイヤーの場合、削除コマンド(および Delete キー)はレイヤーのテキストにのみ適用します。レイヤー全体には適用されません。

編集ウィンドウ